┃55歳、恐れていた心筋梗塞

55歳の時でした。仕事中突然苦しくなって、今まで経験したことないほどの締め付けられるような強烈な胸の痛みと圧迫感に襲われたんです。
急性心筋梗塞でした。

幸い職場だったのですぐに救急車を呼んでもらいましたが、意識が朦朧とする中で「もう駄目かもしれない」、「手遅れになるかもしれない」と何度も思いました

病院で、点滴とカテーテル手術による治療を受けたことで、なんとか一命を取り留めたんですが…。

生活習慣に気をつけながら、諦めずに治療を続けていたにも関わらず、心筋梗塞を起こしてしまったことは本当にショックでした。

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それからは、心臓への不安はいっそう増していくばかりでした。

入退院を繰り返しながらカテーテル治療を続けていくうちに、造影剤の影響で腎機能まで低下してしまって。

何度治療しても再狭窄が起こってしまうと思うと、肉体的にも精神的にもボロボロで、どんどん疲弊していきました。

┃心臓の不安で怯える生活を変えるために

このつらい毎日をなんとかしたいとずっと思いながら5年ほど経って、あるときテレビで小林先生の番組を見かけました。
そこで初めて「血管の異常収縮」って現象があるのを知って…。


山口大学 小林教授の研究は、狭心症、不整脈など心臓に関わる不調に「血管の異常収縮」という現象が関わっていることを発表している。

狭心症・不整脈・胸の痛み・動悸。「血管の異常収縮」が関わっている可能性のある症状について

自分の狭心症を含め、いろんな症状が血管の異常収縮が原因で起こってるかもしれないことを知って怖くなりました…。

実は私は、かかりつけの医師からも生まれつき血管が細いと言われていました。カテーテル手術も繰り返していたし、私の狭心症が血管からきているものだという話には、とても納得できたんです。

それから血管の異常収縮を抑制する小林教授のEPAを食生活に摂り入れることにしました。

その後、2~3ヶ月くらいした頃からだんだんと変化を感じられるようになりました。

長いこと狭心症と付き合ってきたので、自分で心臓の違和感や不快感というのがわかるんですけど、それがほとんど消えていったんです!

いつからか不安で病院に足を運ぶこともなくなりました。
健康を考えた生活を続けてきたおかげか、心も体も元気になって。

運動のために始めたつもりだったボウリングも、いつの間にかマイボールを持つほど熱中できる趣味になりました!

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約30年間、狭心症と付き合ってきたからこそ、健康でいることが何よりの幸せだと感じます。どんなにお金があっても体が健康じゃなかったら、人生つまらないですよね。

これから80歳、90歳になっても寝たきりになることなく、好きなところに旅行に行ったり、美味しいものを食べたり、趣味を楽しんだりすることが目標です。

自分と同じように苦しむ人に、少しでも私の体験を知ってもらえればと思います

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